とんでもない人物が浮気相手だった事例
浮気調査を行う際には浮気相手がどこの誰かを特定することが重要になり、配偶者と関わりがある職場や友人関係がまず疑われる所ですが、調査の裏話としては時にはとんでもない人物が浮気相手であるケースも少なからずあります。
この案件をご相談になったのは奥様で、旦那さんの帰りが遅くなり休日も外に出る機会が多く、これまで何度となくケンカをしてきたけど一行に改善されないので、およそ浮気だと思われるが外で何をしているか確認して欲しいとの要望がありました。
ご自身で調べられる範囲で調べても特に何も問題は見つからなかったそうで、実家にも頻繁に連絡しているようなので女の影が見られるわけではないそうですが、とにかく家に居つかず家族を避けるようにする素振りに怒りを感じ、基本的には浮気調査ですが確信はないので外で何をしているのか行動調査も兼ねて欲しいとのことでした。
おこずかいの中での浮気?
まず旦那さんの身辺で確認しておくべきポイントとお伝えして色々と調べて頂いたのですが、お金を頻繁に使うわけでもなくお小遣いの範囲で足りているようで、連絡先については圧倒的に実家が多くそこに何かしら原因が潜んでいるものと考えられます。
ただこれまで旦那さんは実家に対して気を使ったり頻繁に帰るような事もなく、また実家の誰かが病に臥せっているなどの話も全く聞かれないといいます。
調査の裏話としてご両親の介護で家族に負担をかけたくないと無言で外出し介護をしていた方の例はあるのですが、今回はご両親も健在でそのようなこともなく疑問を持ちながらもさっそく調査を開始したところ、とんでもない実態が浮かび上がる事になります。
まず旦那さんが頻繁に電話を掛ける時間帯にはそもそも実家にご両親の姿はなく農作業に出ており、電話相手は半年前より居候している従妹であることが分かりました。
旦那さんはこの従妹と不貞行為を行っていたのでした。従妹とは実家の離れで逢瀬を重ねたり近隣のホテルを利用することもありました。
とにかく毎日のように足しげく通う事もあったため1週間の浮気調査で驚くほどに大量の証拠を収集することができました。
不貞行為はやっぱり厳しいですよね
調査後に奥様は弁護士を伴い離婚の話を切り出したそうですが、実は旦那さんは自身のスマホがちょくちょく見られていることは知っていたので、従妹への電話はあえて実家の固定電話を使い連絡していたそうで、実はこれ以外にもスマホでフリーメールサービスを利用しブラウザでメールのやり取りをしていたといい、このあたりについては気が付かれない確信があったそうです。
親族を巻き込んだ不貞は、家族だけでなく親族を巻き込み破綻の連鎖が生じることもあり、避けるべきおろかな行為となります。