浮気調査を専門にした元探偵のマル秘レポート

元探偵が過去の浮気調査の経験から、いま配偶者や恋人の浮気を疑っている方の為に、アドバイスとなる情報をお話しします。

浮気の基準は人により大きく違いがあると思い知った案件

元探偵が依頼を受けた中では比較的にスムーズに終了した浮気調査でしたが、後に夫婦間で大きな動きに発展するとは予想が付かず、改めて人の気持ちの難しさを実感させる案件でした。

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浮気調査は奥様から依頼を受けて旦那様に浮気の疑いがあるか確認して欲しいとのことでした。

現段階では何かしら直接的な証拠がある訳ではないそうですが、帰宅時間が遅いことやそれに対する夫の言い訳や、女性としての感で何か引っかかる所があると言われておりました。

一般的に相談にこられる方の多くは、配偶者の怪しいメールや浮気の痕跡など何かしら物的な証拠をお持ちになる場合が多いのですが、今回はそのような物は全く無いことからしばらく泳がせることや再考を促したのですが、すぐにでも調べて欲しいといった強い要望を受けましたので詳細な聞き取りや調査手法の組み立てを行い、契約を締結させて頂きました。

調査内容についての動向について

調査は2週間に分割して金・土・日にプラスし祝日を含め1週間行う事になりさっそく調査を開始します。
調査対象者は平日の金曜日は遅くまで会社に留まり残業していたため怪しい動きがあるわけではなく、また土日や祝日も週に1回は対象者の趣味である魚釣りに隣接県に訪れた程度で後は家族サービスに時間を費やしており、いずれの行動も問題ありませんでした。

浮気調査の結果に依頼者様はたいそう不満があるようで追加の調査依頼を受けることになったのですが、その後に1日だけ退勤後に同僚の女性と職場ビルの1階に入居している喫茶店で軽く食事をとりすぐに解散した程度で、他に目立った動きはありません。
この女性に関しては喫茶店内での話しの内容から対象者の部下であることが分かり、残業に対する軽いお礼としての食事のようで双方の話しぶりから特別な関係があるようには思えなかったのですが、依頼者の奥様への報告では穏やかながらも怒りを隠しきれない様子がうかがわれ、ただ予算がもう尽きたようで調査に関してはここで一旦終了する事になりました。

本来であれば対象者の不貞行為は確認できずシロ判定となるところですが、奥様から見たときに他の女性と食事をした時点ですでに浮気となるようで、後にお伺いしたお話によれば大喧嘩になり何とか離婚は回避されたものの、旦那さんを無理やり転職させたとのことでした。

一般的に浮気といえば肉体関係があり始めて不貞が成立するもので、それはあくまで法的な判断基準となるのですが、そうした事とは関係なく人により様々な判断基準があることを改めて思い知った案件になりました。