浮気調査を専門にした元探偵のマル秘レポート

元探偵が過去の浮気調査の経験から、いま配偶者や恋人の浮気を疑っている方の為に、アドバイスとなる情報をお話しします。

元探偵が浮気調査した中でも最も驚きと共に気の毒に感じた調査となります

人生は平安なものではあらず時に驚きや衝撃を受けることもあるのですが、この案件は元探偵が浮気調査した中でも最も驚きと共に気の毒に感じた調査となります。

浮気調査の相談は奥さんからで、その前日に突然自宅に見ず知らずの女性が訪れて、旦那さんと浮気をしていて身篭ったから別れて欲しいと言われたといいます。
この女性は年のころは20代前半でおとなしそうな雰囲気に見えたのですが、話をするときの剣幕は激しくどこか空恐ろしさを感じたようで、何か危害を加えられるのではないかと危険を察知した奥さんはとりあえず話に同調しつつ、相手の身元を確認しておいたといいます。
旦那さんは結婚から数年経過した今も奥さんにはぞっこんの状態だそうで、帰宅時間も早く休日も常に一緒に過ごしているのでまず浮気はないと確信しているのですが、相手が妊娠していると話す以上はより慎重に確かめたいと考え、旦那さんに直接問いただしたい気持ちを抑えて浮気調査を依頼したのだそうです。


浮気調査ではいつもクロではない事も・・・

さっそく調査を開始し旦那さんの行動を追うと共に、奥さんがメモに控えた女性の健康保険証に書かれた住まいに訪れ所在を確認してみました。
女性の自宅はマンションの一室で表札が無く、郵便受けからはみ出した葉書には女性の名前が記載されていましたので張り込みを行い、尾行の結果コーヒーショップ勤務の女性であることが判明しました。
また旦那さんの行動についても調査を行ったのですが、いずれの調査日にも怪しい動きは無く現時点でシロと判断されたのですが、同時に行っていた女性の勤務先が判明すると旦那さんの職場に非常に近いことが分かり、さらに調査を進めると旦那さんは週に2回ほどのペースで昼休みに女性が勤めるコーヒーショップを利用していることが判明しました。

ただ店内での様子はスタッフと客の関係以上のものは見受けられず、また奥さんが旦那さんのスマートフォンを調べるなど別の角度から調べても全く怪しい点は見受けられなかったため、ついに奥さんは旦那さんに直接話しをすることを決意しました。
話し合いで判明したのは、実は件の女性は旦那さんに好意を抱いており店内で手紙を渡された際に旦那さんは既婚者であることを理由に断わったのだといいます。
このままではストーカー事件に発展しかねないと憂慮した奥さんは旦那さんと元探偵を連れ立ってその女性にもとに訪れて話をすることになりました。
調査の裏話として女性は妄想とも付かないような話を始めたため説得が難しいかと思われたのですが、ご夫妻がおそろいでしていた結婚指輪を見た瞬間に何故か激しく泣き出して、今後は旦那さんに近づかない誓約書を取り、一様は解決をみる事になりました。